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シャドバやってます

【SOR環境】ローテーションAFネメシス所感

SORが正式リリースされ数日が経ち、環境上位と呼べるデッキも絞られてきた頃合いだと思います。
その中でも特に注目すべきだと考えているのが今回紹介するAFNmです。


AFNmとは
手札に加えた《パラダイムシフト》のコストをAFフォロワーの破壊によって落とし《アーティファクトスキャン》《神秘の遺物・スピネ&ルチル》《アブソリュート・モデスト》《ヴァーテクスコロニー》などのAFフォロワーの破壊種類数を参照するカードの価値を高め、ビートダウン及びバーンダメージで勝利を目指すコンボ要素を含むミッドレンジデッキです。

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ここまでは前期FOH環境と同じなのですが、SORで追加された新カードによって新しい勝ち筋が増えると共に安定性も向上しました。

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《ストレイホロウ・イルガンノ》はファンファーレによって《ヴォイドリアライズ》を加えることができます。

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バトル中に20体以上のフォロワーが破壊されている場合《異形》に疾走を付与する事ができるので、4コスト12点の破格フィニッシャーとなります。
またフィニッシュ以外でも《異形》のラストワードから出る《機動二輪車》の噛み合いが良く、手札の低コストフォロワーやパラダイムシフトから出るフォロワーに2/0バフ+突進を付与することでリーサルや盤面処理パターンが増えました。

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今まで《攻撃型ゴーレム》と《防御型ゴーレム》のAFフォロワーを入手する手段は《ヴァーテクスコロニー》結晶2の効果のみで全てプレイするために最低でも6ppの支払い、更には複数ターンをまたぐ必要があり破壊カウントを進める効率が非常に悪かったのですが《暗獄の遣い・ジャスパー》の登場によってAFフォロワー破壊種類を達成するのに問題になりやすかった上記2種を進化権1つ+4コスト支払うことで達成することができます。



AFNmの採用カードについて
今回は採用カード等の細かい話は割愛します。要望があれば追記したいと思います。

個人的確定枠

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私が2020/10/2現在環境でデッキの基盤となると考えているのは11種類×3で33枚のカードとなります。

採用候補

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残りの7枠を上記のカードから環境に合わせて選択しデッキを完成させます。

(2020/10/5追記)
コンセントレイト:自分は要らない。イルガンノをキープするから。

ミュニエ:守護Bの減少と共にAFミラーの増加。ミラーもミュニエでゲーム変わる。

スティンガー:対ロイヤル後手4で1番強い。頭6+パラダイム
ゼルガネイア:デッキコンセプトから外れてる。10tに出て先10で終わらせるのが強い。
アイシィ:平均9tに出てコントロール性能は◎。
コロニー3枚目:後2tにコロニー置く試合やってないのでいらない。
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 AFNmのプレイ方針(*上記確定枠の内容から)
基本的なゲーム展開は1t~5tの間に最低1枚を目安に《パラダイムシフト》を手札に加えその後《アナライズアーティファクト》《エンシェントアーティファクト》《攻撃型ゴーレム》《防御型ゴーレム》+2種類のAFフォロワーでコストを落としつつ計6種類の破壊カウントを達成すること目指して戦っていきます。
そのために重要となるのは《暗獄の遣い・ジャスパー》の進化と《運命への反逆》です。どちらのカードも4コストと少し使いにくいですが生成し辛いAFフォロワーを2種類づつ生成することができるので、破壊種類を稼ぐためにも4t~7tで1度はプレイしておきたいカードになります。
またデッキの主な進化権の使い道は《ストレイホロウ・イルガンノ》《暗獄の遣い・ジャスパー》《アブソリュート・モデスト》《遺物の番人・ルチル》となります。手札の状況や相手の動き方次第で変わるのですが《暗獄の遣い・ジャスパー》《アブソリュート・モデスト》に優先的に進化を使えば損することは無いと思います。


 
環境デッキに対するマリガン、相性、プレイについて(*上記確定枠の内容からのみ考える)

マリガン

基本キープ

先攻単キープ対象:イルガンノ、同調、ユーザー

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先攻2枚セットキープ対象:イルガンノ+(技師、エンジニア)同調+(チューナー、技師、エンジニア)ユーザー+エンジニア

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先攻3枚セットキープ対象:上記単キープ+上記2枚セットキープ、上記2枚セットキープ+(モデスト、反逆)
パラダイム+AFフォロワー生成バランスを考えて

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後攻単キープ:技師、イルガンノ、同調、ユーザー

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後攻2枚セットキープ:技師+(エンジニア、ジャスパー)イルガンノ+(モデスト、ジャスパー)同調+(チューナー、エンジニア、モデスト、ジャスパー)

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後手3枚セットキープ:上記単キープ+2枚セットキープ
パラダイム+AFフォロワー生成バランスを考えて

意見ありそうなところの補足
先攻はイルガンノがあればモデスト無くてもプレイ次第で勝つゲームを作れるようになったのでキープ優先度低下。ビショップのみは無いと勝たないのでキープ優先度が上がる。
今期は序盤のマナを埋めつつ破壊体数、パラダイムコスト落とし、アーティファクト破壊種類優先でゲーム。


(2020/10/3 追記)
先攻の機構の技師単キープに関してはデッキ内のヴァーテクスコロニーが2枚以上ならしてもいいと思う




各環境デッキ対面の大局観(*上記確定枠の内容+ランクマッチ&ゲーム内BO3大会所感)


VS進化ロイヤル(有利)
同程度の動きなら先後問わずモデスト無しイルガンノのみでもゲーム可能。モデストがあれば有利マッチ。よほど押し込まれていない限り進化Rのリーサルが早くても9t~10tなので9tにヴォイドリアライズ+ブリッツorレディアントリーサルを目指す。


VS庭園ディスカードドラゴン(五分)

イルガンノのみではゲームができないマッチ。相手に打点を溜め込ませないようプレッシャーをかけつつ回復したいのでゼルガネイアやモデストが欲しい場面が多い。機動二輪車+エッジアーティファクト等で粘れる。


VS背徳バアルヴァンパイア(微有利)
前期よりAFNmの序盤の動きが強化され相性差が広まった。イルガンノが背徳のダメージを吸う点や後手4ジャスパーのボードが強くライフを守りやすい。

モデストが無くても勝てるマッチだがライフプレッシャーのかけ方が悪いとバアル6枚混ぜを簡単にされて負ける。

VS守護ビショップ(不利)

今期AFNmの一番の難敵。AFの破壊種類を稼ぐために攻撃するとウィルバートで逆にライフが詰められてしまう。アンヴェルとの4点AOEに耐性のある盤面を作ることもほぼ不可能なのでこの対面に勝ちたいならミュ二エを入れる必要がある。後攻は厳しいが先攻ならモデストの打点次第でミュ二エ無しでも貫通する。


VSAFネメシス(五分)
前期の感覚のままだと先攻有利マッチではあるが4tまでにマナを外さなかった方が勝つゲームになった。先1tパス後1tイルガンノで五分ぐらいまでゲームが傾きそうで進化ターンまでのマナ埋まり方が大切。先攻は1イルガンノでモデスト欠損は耐えてる。後手は1tイルガンノ+4tモデストで良い勝負になりそう。プレイの要求値が高そうなのでBO3では一番避けたいマッチ。


VSOTKネメシス(五分)
基本的に先攻を引いた側に主導権がある。モデストのバーンダメージが勝敗に大きく影響するがOTKネメ側も余ったPPでイルガンノをばらまき続けて受けることが可能。



まとめ
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